健やか教室でのテキスト内容からの抜粋です。
目 次
教育に強制は絶対に不要です
・教育は権力によってではなく愛情と時間・手間をかけて行いましょう。
・親は子供にとって一国の独裁者以上の権力者であることを知りましょう。
・理由如何に関わらず、怒鳴る・たたくなどの暴力や威嚇は絶対に不必要です。
・「しつけのためなら叩いていい・怒鳴っていい」というのは、「理由があれば叩いていい・怒鳴っていい」ということを教えてしまいます。
・子供を「責めない。とがめない。非難しない」ということが大切です。
・お互いが気持ちよくなるような言い方(明るいトーン)で導きましょう。
・強制力ではなく愛する力が人を変えることを信じ抜きましょう。
教育には時間と忍耐が必要です
・子供が小さい時は、よく寝る子、手のかからない子、聞き分けのいい子、おとなしい子がいい子に思えますが間違いです。
・子供が大きくなると、好奇心、探究心が旺盛で行動力がある、人との接し方が上手など社会が求める人間性を持った子がいい子に思えます。
・最初から先頭を切っている子が優れているとは限りません。
・成長段階より早く成長することを願ってはいけません。(片付けは3年生から)
・1つ教えるために3~4年程度の歳月を惜しんではいけません。
親は自身の不安との戦いが必要です
・子供を世間から守り、自分の世間体と戦いましょう。
・「他の子がしている」など親の不安や世間体からくるものは教育ではありません。
・よかれと思ってさせてはいけません。いいと思うならまず自分が試しましょう。
・教育上いいと思うことは、まず自分が学び検証してから伝えましょう。
・兄弟、他の子供と絶対に比べず、焦らず、子供の可能性を信じましょう。
親の愛情のみが成長のエネルギー
・子供が生まれて親候補、子供が立派に成長して初めて親となります。
・子供の素行や成績にかかわらず子は世界一であると誇れる心を持つ。
・苦痛や忍耐で成長するのではなく心地よさで人は成長します。
・子供に夢や職業を尋ねる前に志を持たせましょう。
・動機・過程に干渉せず、結果を評価しましょう。
・成長期の勝ち負け結果にこだわらず、みえない本質的成長をみましょう。
・人前で子供を認めない、ましてや否定すれば子供は伸びなくなります。
・自分の子育て方法の否定に耐える強さが必要です。
・何かを教えるのではなく、潜在能力を引き出すことが大切です。
・子育てを生き甲斐としない。
・子には子の人生があり親の所有物ではありません。(私の○○○ちゃん)
・私の子供ではなく、ひとりの人格を尊重しましょう。